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なぜ旭川空港は大雪の日でも欠航しないのか

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なぜ旭川空港は大雪の日でも欠航しないのか

大雪の日でも欠航しない旭川空港


 北海道旭川空港が雪のため閉鎖をしたのは、この冬には1日しかないというニュースを見た。

 旭川市はもともとそんなに雪が多い地域ではないが、時には40センチを超えるドカ雪が降ることもある。そんな時、どのようにして除雪をするのかを調べてみた。

 今冬は千歳空港では大雪で空港に足止めを余儀なくされた利用者が多かった日が複数回あったことを考えると、旭川空港で「閉鎖はたった一日だけ」というのは驚異的である。

 降雪の予報が出た時は、「除雪隊」の人たちが朝3時から4時頃にはスタンバイして活動を始める。空港には「スノースイーパー」と呼ばれる除雪車が7台あり、その除雪車が斜めに並んで一斉に滑走路を疾走する様は感動的でもある。

活躍する除雪隊

旭川空港除雪

 除雪隊のメンバーは、実は周辺の営農者である。なるほど、冬場は作物の世話をしなくても良いことになるから、この人たちの収入にもなるし、夏場は除雪の必要もないから農業に専念できるという訳だ。

 ただ、雪は毎日降る訳でもないから、一応空港には「待機」して宿直することもあって、そんな時はすることが無くて、暇を持て余しているとのことである。

 除雪隊のメンバーの一人荒川ファーマーの荒川始(あらかわ はじめ)さんは「そんな時は暇を持て余しiPadで時間を過ごすことも多い」と自分のフェイスブックで語っている。

 しかし、一旦大雪になると大変だ。7台のスノースイーパーが一斉に並んで滑走路の除雪から始まる。状況によっては午前3時から始まることもある。

 長さ2500メートル、幅60メートルの滑走路は細かな凹凸があるため、一般道のように「削り取る」ということではなく、吹き飛ばしながら除け、その雪を滑走路の外に勢いよく飛ばす必要があるため、強力なエンジンが別に付いている。ただ、走れば良いというものではなく、風向きを計算して雪を飛ばす方向を決め、隊列も考慮して走る必要がある。そこが経験に裏付けされた技術であろう。

 また、飛行機の翼や胴体の上に積もった雪を強力な圧搾空気で飛ばす作業もある。

 最初に滑走路に降り立つ飛行機は羽田からの到着便が8時15分。それまでに作業を終えると疲れはピークに達する。

 先にご紹介した荒川さんは
「昨日、久々のハードな除雪に疲れ果て晩飯も食わず寝てしまった。それも床暖房の効いた茶の間で…。そのおかけで体の調子が悪いと言うか怠いと言うか…。」
と、いう日もある。手の感覚がなくなっている日もあると述べる。

一方での悩み

旭川空港除雪


 空港の管理者は旭川市になっており、新千歳空港のように大雪で閉鎖されることがほとんどない。それは新千歳空港は発着便が多いため、合間をぬって除雪するということができないから、旭川空港とは比べ物にならない。その点が逆に地方空港に閉鎖が少ないということにもなるかもしれな。

 ただ、この閉鎖が少ない、すなわち就航率が高いことを表す数値として紹介すると2008年から2012年の5年間で降雪による欠航はわずか5便だけである。つまり1年間で欠航する便がわずか1便ということだ。

 これは驚異的ともいえる。陰には荒川さんたちによる除雪隊の力によるところが大きい。

 しかしである、この就航率の高さは、それだけ除雪費が1年間に1億5千万円にもなることから、その除雪費がそのまま空港収支の赤字になっている事実は皮肉な話である。

 現在は国際便としては上海が敵便としてあるだけだが、夏場の国際便を増加して利用者が増えることでその赤字を軽減できる方向での努力をいている。定期便として上海便、韓国・ソウル便があるが、現在は台湾の北海道ブーム等で年間300便ほどで今後に期待される。

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